腸は、体の玄関口です。
腸内には食べ物だけではなく、ウイルスや細菌も入ってきます。
必要な栄養分は体に入れて、
ウイルスや細菌の侵入は防ぐ。(免疫)
これが腸の役割です。
腸内環境を整える効果
- 免疫力アップ
- 便秘をふせぐ(毒素をためず、お肌もキレイに!)
- 栄養分の吸収を良くする
- ビタミンやホルモンを生産する
研究によると、幸せを感じるためのホルモン「セロトニン」の、
9割は腸で作られていることが、分かっています。
腸内を整えることは、気持ちを前向きにして、イライラを抑え、心の健康を保つことにもなります。
腸内を整える食べ物
オススメ3選
1.サツマイモ(根菜類)
腸内環境を整えるなら、まず食物繊維から。
食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになり、便秘も防ぎます。
ダイコンやゴボウなどの根菜には、食物繊維が多く含まれています。
なかでもサツマイモは、おやつ感覚で食べることができ、
お手軽に食物繊維をたっぷり摂ることができます。
オススメの品種は
「紅はるか」
「シルクスイート」
ざく切りにして、蒸し器で40分蒸すだけでスイートポテト状態です。
お子様のおやつに、最高におすすめです。
2.味噌、納豆(大豆発酵食品)
日本の大豆は、世界の5大健康食品に選ばれるほど、栄養が豊富です。
その大豆を発酵させてつくる味噌や納豆には、腸内を整える善玉菌がたくさん含まれています。
味噌には、ガンを抑制する作用や、体の酸化を防ぐ作用があるとの研究結果もあり、さらに大豆イソフラボンがホルモンバランスを整えてくれます。
味噌をえらぶ際は、原材料が
- 大豆
- 米(米麹)
- 塩
の3つだけで作られているものが良いでしょう。
加熱するとせっかくの善玉菌が死滅してしまうので、
発酵食品は、できるだけ非加熱で食べたいところです。
3.フルーツ・生の野菜(食品酵素)
酵素は、食べ物を分解する際に必要です。
酵素を摂取できるのは、生野菜やフルーツなど、生の食べ物だけ。
70度以上に加熱すると、酵素は壊れてしまうので、非加熱で食べるのがポイントです。
サラダ用の野菜は、できるだけ無農薬のものを選びましょう。
手軽に酵素を摂れるのは、フルーツ。
とくにパイナップルには酵素が多く含まれています。
フルーツや生の野菜は、
「食前」にたべることで、消化吸収を良くします。
コース料理の前菜がサラダなのも、うなずけます。
食物繊維・善玉菌・酵素を
カンタンにおいしく摂れる食べかた
「野菜スティックに味噌」
オススメは無農薬のダイコンやニンジン。
根菜は、だんぜん無農薬のほうが美味しいのです。
スティック状に切って、味噌をつけて食べるだけで
最強の腸活になります!
冬は体があたたまるメニューを食べつつ、
腸内環境を整える食べ物も、
しっかり摂っていきたいですね。
オーナーセラピスト
郷たかゆき