猫はお好きですか?
ネコのカカトは、こんなところにあります。
ネコやイヌは「趾行性動物」といい、
つま先だけで歩いています。
2足歩行はできませんが、
- ダッシュが得意
- 急な方向転換が可能
- 足音をたてずに歩く(忍び足)
など、俊敏な動きが可能です。
人間は、カカトを地面につけることで安定性を高め、
2本足で立てるようになりました。
カカトは、杖のようなもの。
ブレーキの役割もあります。
「動き」に関して言えば、ネコと同じく
つま先を使うことが大切です。
なので、人が速く走るためには、
カカトをなるべく使わずに、
つま先で地面を蹴る必要があります。
街ですれちがう人を見ていると、
重心が後ろにズレた「カカト重心」の人を
よく見かけます。
カカト重心になりすぎると、
「ブレーキをかけながら歩く」
ことになり、すぐ疲れてしまいます。
「何をしてもすぐ疲れちゃう‥」
なんて人は、
ネコの気持ちで、つま先をつかって
機敏に歩いてみましょう。
つま先を上手に使うと、軽やかに歩けますよ!
オーナーセラピスト
郷たかゆき