デスクワークやスマホ、編み物など
手先の作業をしているときは、
肩甲骨が背中に固定されている状態になります。
長時間その状態がつづくと、
「筋膜の癒着」という現象がおこり
肩甲骨が動かしづらくなってしまうことがあります。
通常なら、腕をつかうとき、
肩甲骨と肩関節が協力して腕を動かします。※
肩甲骨のうごきが悪くなると、
肩関節だけで腕をうごかそうとしてしまい、
関節への負担が大きくなり
肩の痛みに発展してしまうこともあります。
ふだんから意識して
肩甲骨をうごかすことを心がければ、
肩の痛みの予防になります。
※バンザイなどの動作にともなって肩甲骨が動くことを
「肩甲上腕リズム」と言います。
この記事を書いた人
オーナーセラピスト 郷たかゆき