トークセンはタイ北部に伝わる健康療法です。
「コーン」「リム」と呼ばれる木製の道具を使用し、疲労やコリを癒やします。
背中や腰などに、道具をあててコンコンと振動を与えると、筋肉や神経がゆるんできます。
初めての方は緊張されますが、意外なほど心地よい振動で、寝てしまう方も多いです。
「気になっていたコリがほどけて、楽になった!」
「眠り辛かったのが、トークセンを受けたらぐっすり眠れた!」
などなど、うれしいご感想を頂いております。
慢性的な背中のお疲れなどに、ぜひお試しいただきたいです。
トークセンの道具は、手作りされたものがほとんど。
伝統的には「雷の落ちた木」から作られます。
タイでは雷の落ちた木には天の力が宿る、と信じられているためです。
当店で使用する道具は、コムペット師匠が手作りした1点モノ。
どうやら私の道具は、
「三重県産の雷に打たれた木」で作られたようです!
コムペット師匠は林業の業者さんに、
雷の落ちた木があったら連絡をくれるように頼んであるそう。
なのでタイや日本、様々な地域の「雷に打たれた木」をお持ちとのことです。
興味深いハナシですね。
コムペット師匠はトークセンの道具を作るさい、
「これを使用する者が良い結果をもたらすように」と、
おまじないをかけながら制作していると聞きました。
私が初めてトークセンの道具を手にしたとき、
なぜか手にしっくり馴染んでくる感じがしたのです。
師匠のおまじないのおかげかもしれません。
この記事を書いた人
オーナーセラピスト 郷たかゆき