肩コリ・首コリのお客様を施術する際に意識している脳の神経があります。
第11脳神経である、副神経。
この副神経の役割は「首や肩の動きをコントロールすること」です。
脳神経は視覚、味覚、嗅覚、聴覚などの感覚情報を扱っているのですが、
そのグループの中に、首や肩を動かす運動神経が紛れ込んでいるのは興味深いですね。
脳が受けた刺激、たとえばストレスなども‥
首や肩の動きに影響することが考えられます。
実際、なにか怖いことがあったり、驚いた際に
肩がキュっと縮こまりますよね。
スマホやパソコンを長時間つづけていると目が疲れます。
目が疲れるということは、脳神経が疲れています。
これが副神経にも影響して、首や肩の筋肉が縮こまってしまう原因になるのではないでしょうか。
ですので私は、肩コリは脳からほぐすつもりで施術しています。
もちろん脳ミソをモミモミすることはできません(笑)
でも、そういうつもりで行うのと、そうで無いのとでは、施術のアプローチが変わってくるものなのです。
第11脳神経、副神経は
・胸鎖乳突筋
・僧帽筋
この2つの筋肉を動かしています。
12の脳神経
それぞれの役割はこんな感じです。
↓↓
第1 嗅神経 ― 匂いを感じる
第2 視神経 ― モノを見る
第3 動眼神経 ― 目やまぶたを動かす、ピント合わせる
第4 滑車神経 ― 目の動き
第5 三叉神経 ― 顔の皮膚の感覚
第6 外転神経 ― 目の動き
第7 顔面神経 ― 顔の表情をつくる、味覚
第8 内耳神経 ― 音を感じる
第9 舌咽神経 ― 味覚、のどの感覚、唾液だす
第10 迷走神経 ― 消化液だす、臓器の感覚、呼吸
第11 副神経 ― 肩や首の運動
第12 舌下神経 ― 舌の動き
この記事を書いた人
オーナーセラピスト 郷たかゆき