私は反り腰体質でして、
これまでにも時々、腰が痛くなることがあったんです。
今年の春にも腰痛が起こって
「また来たか~」と思っていたんですが‥
ちょうどその頃、
読み進めていた理学療法の本に
反り腰の腰痛がおこるメカニズムと、
それに対するエクササイズ法が書いてあったので試しに実践してみたのです。
効果は抜群で、最近は腰痛を感じることがありません!
いまも毎日エクササイズを行っています。
ワタシ的にかなりの手応えを感じたのでシェアさせていただきます。
エクササイズの内容は、
「股関節を曲げずに、背骨を上から順番に曲げていき脊柱起立筋をストレッチする」
というものになります。
【エクササイズ手順】
1. 股関節を曲げないように立ちます。
2. アゴを引きます。
3. 首から腰にかけて上から順番に背中を曲げます。
4. 背中に伸びを感じたら、そこで3~5秒ほどキープして元に戻ります。
1~4を繰り返して、脊柱起立筋を柔らかくしていきます。
おヘソを覗き込むような感じで曲げていきます。
一度にたくさん伸ばそうとせず、動作を繰り返して少しずつ柔らかくしていくイメージです。
股関節が曲がった状態で行うと、逆に腰を痛める可能性があるのでご注意下さい。
背中の上のほうに伸びを感じる人もいると思います。
その場合はムリに腰まで伸ばそうとせず、伸びを感じたポイントでキープして元に戻します。
動きを繰り返すことで、伸びを感じるポイントをだんだん腰のほうに近づけていく感じです。
このエクササイズは「反り腰タイプの腰痛」に向けた解消法ですので、
骨盤が後ろに倒れている「骨盤後傾タイプの腰痛」には逆効果になる恐れがあります。
自分が「反り腰タイプ」か「骨盤後傾タイプ」か
簡易的に調べる方法はこちら
↓↓
1)壁にカカト・お尻・肩甲骨・後頭部をつけて立ちます。
※なるべく普段どおりの姿勢になるようにします。
2)その状態で、壁と腰の間に手のひらを突っ込みます。
手がすんなり入るようでしたら、反り腰タイプである確率が高いです。
手が入らない、もしくは1)の体勢をとるのが難しい場合は骨盤後傾タイプである確率が高いので、このエクササイズを行う際はご注意下さい。
この記事を書いた人
オーナーセラピスト 郷たかゆき